おかいこの神様
韮崎だけでなく、山梨県は養蚕のさかんな地域でした。
今でも、桑畑が広がっている場所がたくさんあります。
養蚕は生活するのにとても大切な仕事だったようです。それだけ、大切なお蚕さんですから、とても大切にされていました。そんなことを示すのがこちらの石碑です。
難しい漢字ですが、蚕です。お蚕さまを神様としてあがめたのでしょう。
文字を取り囲むように落花生やひょうたんのような形が掘り窪められています。きっとお蚕さんの「さなぎ」の形なのではないでしょうか?
ちょっと昔の生活を知ることができ、そしてちょっと昔の信仰を知ることのできる私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。←参加しています。。。。
ところで、どこにある石碑かというと、穴山町で、七里岩ラインを八ヶ岳方面に向かって右側にあります。
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コメント
こんにちはヽ(´▽`)/
私の母の実家は今は浜松市ですが山梨に近い天竜川の浜松駅から45分ほどのところにある天竜市なのですが、私の子どもの頃一部屋蚕部屋がありました。
投稿: りか | 2009年8月 6日 (木) 10時59分
初めて見ました。繭の形ですね。蚕のおかげで育った私にとって、おぼこさんは可愛くて可愛くて指先でよく頭をなでなでしてました。匂いはちょっと嫌だったけど。懐かしい思い出です。
投稿: わんこママ | 2009年8月 6日 (木) 22時04分
こんばんは。繭の形の蚕神さんですね。
よってくれんけのところも、小さい頃は寝るところと居間を除いて、家中おぼこさんでした。おぼこさんを枕に寝ました。今でも桑を食むあの独特の音が懐かしいです。毛虫は苦手ですが、おぼこさんだけは、触れました。愛おしかったです。
投稿: yottekurenke | 2009年8月 7日 (金) 21時03分
皆さん、またまた頂いたコメントへの返事が遅れて申し訳ございません。
★りかさんへ
お蚕をされていたのですね。聞いた話によると、お蚕が桑の葉を食べる音がうるさくてなかなか眠ることもできなかったとか・・・。
★わんこママさんへ
「おぼこさん」と呼ぶのですね。今では養蚕をされている方はほとんどいないのでしょうね。でも、そこかしこに桑畑が残っているのを見ると、養蚕が盛んだったことが偲ばれますよね~。
★yottekurenkeさんへ
実は、小学生の頃にお蚕を育てるのがちょっと流行って、繭玉になるのを観察しました。でもその後繭からでてくる成虫には驚きました!
投稿: oberisuku | 2009年8月15日 (土) 08時04分