上今井の如意輪観音さん
私の住むまちだけでなく、甲斐の国では、古くからの通り沿いに石造物がたたずんでいる姿を良く見かけます。
そんなお姿を見ていると、当時の人たちのココロに触れたような錯覚を覚えたりもします。
さて、上今井を歩いていると、馬頭観音さんと如意輪観音さんが並んで奉られていました。
馬が家族の一員として一緒に生活していたことを感じることができますよね~。
如意輪観音さん、左手をアゴのあたりに当てています。見ようによっては歯が痛いのかな~?などと思ってしまいます。実際、地元では歯痛地蔵さんと呼ばれていて、子供が歯を痛がると、お祈りをしたようです。
如意輪観音さんですが、江戸時代にこのような石造物で奉られることが多くなったようです。月待ち信仰で十九夜、二十一夜、二十二夜の時の神様は如意輪観音様なのです。
さてさて、この石造物、奉られた時は歯痛なのでしょうか?月待ちなのでしょうか?ちょっと悩んでしまいます・・・。
道の傍らで、静かにとおり行く人たちを見守る石造物のいる私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。←参加しています。。。。
なんだか、8月に入ったというのに、梅雨が抜け切らないような天気が続いていますね・・・。日照不足が心配な今日この頃です。夜は涼しくてよく眠れるのですけどね・・・。
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コメント
野仏のある風景。いいですね~(o^-^o)
背景に映ってるのは、薮萱草ですか?
実にいい風景です。
投稿: yottekurenke | 2009年8月 5日 (水) 23時51分