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宝はどこに?

風が強いながらも澄んだ青空を見上げると、
「宝」
の文字が目に飛び込んできました。
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瓦に「宝」の文字が刻まれているのです。よく見かけるのは武田菱(ひし形を4っつ組み合わせて菱形にしたもの)なのですが・・・。
ナゼ「宝」なのでしょうか?

答えは簡単でした。この瓦の持ち主は宝積寺さんなのです。その名前から刻まれたのでしょう。
Shoushakujih210201_1_2
宝積寺さんのご本尊は地蔵菩薩で、現在は臨済宗ですがもともとは真言宗だったそうです。武田家が滅んだ直後に徳川家康が山梨に来た時に参詣したそうです。徳川家康が参詣しにきたのですから、かなりのお寺だったのでしょうね。もちろん、武田家時代にもかなりの力を持っていたことを想像できます。武田家とはどんな関係があったのでしょうか?気になります!
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さて、境内には室町時代の頃に作られた六地蔵幢があります。どっしりとしていて、見ているとありがたくなってきます。

この宝積寺さん、はじめて訪れたわけではないですが、やっぱり新しい発見があります。同じ場所でも、訪れるたびに何か新しい出会いのある私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。ブログランキング・にほんブログ村へ←本年も参加してみようと思います。
今回は宝積寺さんのある穂坂の三之蔵地区のブラブラ歩きです。意外な出会いがあって楽しかったですよ。続きをお楽しみに?

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コメント

宝積寺さんの六地蔵幢は、いかにも立派ですね。
瓦に「宝」の文字は発見でしたね。いいもの見させてもらいました。

投稿: yottekurenke | 2009年2月 4日 (水) 01時35分

こんばんは、oberisukuさん。
立派なお寺さんですね~。
「宝」! って、何だかいいですね(笑)
それに立派な六地蔵幢。
なんだか色々なことにご利益がありそうです。

玄爺の勝手な思い込みかもですが、「宝積寺」さんのように
途中で宗派が変わるのって政治的な要素なんでしょうか。。。
つまり、武田家のころは真言宗だったのが、徳川家が入ってきて
住職さんが入れ替えられて、臨済宗のお寺になったとか。。。
玄爺、勝手な思い込みで歴史を楽しんでます(笑)

投稿: 玄爺 | 2009年2月 4日 (水) 20時43分

★yottekurenkeさんへ
 「宝」、本当に面白い瓦です。歩いていると本当に楽しいです!

★玄爺さんへ
 いつ改宗したのでしょうね?調べてみますね!この三之蔵地区には他にも神社が2つ鎮座していたりと、いろいろと面白いのです!今回は歩ききれなかったので、また歩くつもりです!

投稿: oberisuku | 2009年2月 5日 (木) 00時38分

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