椿の家?~西国原大神のナゾ~
本日は穴山での出会いに戻ります。
宮崎県知事の東国原さんのおとなりと関係のありそうな西国原大神を祀ってあるところで出会った、お石塔さんたちの一つに刻まれた文字を読んでみようなどと、無謀な挑戦を・・・。
「椿山館之由来 我邸内有一巨椿樹令
推定五百年高幹枝群枝葉展開四方如小
山毎春花蕾被全枝満山如燃其美其麗絶
言語里人呼椿山吾居椿山館之号益是起
因然客秋樹態来●状遂枯死嗚呼命哉痛
惜可耐附乎茲記梗概伝●昆矣
昭和二十一年二月 島津忠三誌之」
と刻んでありました。
読めない部分もありますが、だいたいこんな意味なのだろうと・・・。
「椿山の屋敷のいわれ
私の屋敷には樹齢500年にもなろうかという大きな椿の木があって、枝や葉が四方に広がっていて小さな山のようでした。春には全部の枝につぼみがついて、美しくて言葉に尽くせない麗しさなので、村の人たちから椿山と呼ばれていました。そこで、私の屋敷は椿山の屋敷と呼ばれるようになったのです・・・」
といったような内容で、その後枯れてしまったのでお石塔を建てたようです。
椿の咲き方を見て、それを一つの山と見て、そして屋敷の名前にまでしてしまう、そんな風流な先人達が住んでいた私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。
ってことは、神社だと思っていたこの場所は、もしかして神社じゃなくて民家だったのでしょうか?知らなかったとはいえ、無断で他人の家に上がりこんでしまったようです。スミマセン…。←参加してみることにしました♪クリックお願いしますね!
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コメント
その椿を見たかったですね!
どのくらい大きかったのか想像するだけでワクワクしますね。
分かり易い古文の解読は、さすがです
やけに文字が分からない部分が気になって仕方がないです。
そう、わにの樹木医さんはいつ頃でしょうね?
どのような作業をするのか興味があるので見てみたいです。差し支えなければ教えて下さいね。
投稿: スーパークラフト! | 2008年5月10日 (土) 08時26分
この漢字だらけの文を読む『oberisuku』さんも凄いですね。
確かに東国原知事みたい(笑)。
投稿: ヤス | 2008年5月11日 (日) 01時16分
★スーパークラフトさんへ
リコメントが遅れてしまいました、スミマセン。本当に山にたとえられる椿を見てみたかったです。
樹木医さんの件は情報がはいったらお知らせしますね♪明日は、早起きできればわに塚のサクラへ行く予定です。「早起き」が問題なんですけどね…。
★ヤスさんへ
韮崎と宮崎、繋がりがあるだなんて思いもしなかったのですが、歩き回っていると面白い発見があります♪
これからもそんな発見を楽しみに、ブラブラ歩き回りたいと思います。
投稿: oberisuku | 2008年5月11日 (日) 18時49分