大きな祠
私の住むまちはそれほど大きくはない、でもまだまだ歩いたことのないところは多い。
歩いたところでも、すべての季節を味わったことがない。だから、出会いが多い。
そんなことをあらためて気がづかせてくれた大きな石祠です。
まだまだ桃源郷にはちょっと早い暖かい日に、ブラブラしていると、ちょっと遠くに石祠が目に入りました。遠い割には大きく見えるので気になって・・・。
近づいてみると、今まで見た中で、一番じゃないかなと思うほどの大きさでした。
大きさに驚きつつ、何か文字が彫っていないかと・・・
「正徳二年壬辰七月廿四日 中条村 玉勝院」
とありました。1712年7月24日に中条村の玉勝院さんが関わった石祠であることは分かりました。ちなみに玉勝院さんってどこだかよく分からないんです・・・。
さて、なぜこの場所にこんなに大きな石祠を祀ったのか・・・?
この場所とは普通の桃畑なのです。
正徳2年の頃、石祠のまわりの風景はどうだったのでしょうね?
ここに石祠を祀らなくてはならなかった経緯は何だったのでしょうね?
このまちにお世話になり始めてからもう10年以上経ちます、でも、まだまだフシギな出会いは多いです。歩けば歩くほど、新たな出会いのある私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。←参加してみることにしました♪クリックお願いしますね!
これから桃源郷は桃色、菜の花色、青空色に染まっていきます。そんな中にひっそりとある石祠や馬頭観音さんにも目をとめて欲しいな~。
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コメント
oberisukuさん、こんにちは。
歩けば色んな発見がある、私も毎日の散歩を始めてからそう思うようになりました。
同じ道を歩いても、前回咲いていなかったお花があったり、木の葉っぱが大きくなったり、前に気が付かなかったきれいなスポットがあったりして。
山もそうですね。
櫛形山は去年だけ10回登っていますが、毎回別の顔を見せてくれます。
1712年のほこら。誰になぜ立てられて、また、その時の風景はどうだったか・・・考えちゃいますね。
C-chan
投稿: C-chan | 2008年4月 8日 (火) 14時00分
C-chanさんへ
こんばんは!そうなんですよね、小さな発見かもしれないけど、そんな発見が楽しくなって、そうすると今まで気がつかないで見過ごしてきたことにも目がいくようになったりして、とても楽しいです♪
櫛形山へ10回ですか~、すごいですね。。。oberisukuもそのうち挑戦したいと思います!
投稿: oberisuku | 2008年4月 8日 (火) 21時25分