やまいぬ?~苗敷山~
実は昨日、苗敷山(なえしきさん)に登りました。
そんな山中でであった絶滅したはずのニホンオオカミさんです?
ではなくて、ニホンオオカミさんのような狛犬さんです。
よ~く観察してみると、慶應4年2月17日に久保と竹之内の集落の人達が奉ったことが刻まれていました。
そういえば、新撰組が柏尾山の戦いで破れたのは同じ年の3月だったと思います。そんなバタバタとは関係ないかのように、お山の神様へのお祈りをしていたのですね。
現在でもお祭りはされているのでしょうね、弓と矢が奉られていました。
ところで、どうしてこの場所に祀られているのでしょうか?いろいろ考えてみてみると、この場所は竹之内と久保の村から苗敷山の山頂への道がちょうど合流するところなのです。ということで、一緒にお祭りしたのでしょうね。
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山に登って気持ちはよかったのですが、花粉が・・・、ということでくしゃみが止まらず、いっしょに登った仲間達からは「熊よけにもなるし、先導役にぴったりだ!」と笑いをとってしまいました。久しぶりに自然系じゃなくてちょっと歴史系で書いてみました!
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コメント
可愛い狛犬様ですね(←罰が当たりますかね??)。
背景の巨木がまた太くて凄いですね。
投稿: ヤス | 2008年3月18日 (火) 06時29分
ヤスさんへ
きっとこの巨木が山を登る時の目印になって、大勢の人が歩いているうちに道ができたのでしょうね。
投稿: oberisuku | 2008年3月18日 (火) 07時33分