火の見櫓~新府城の近くで~
本日は新府城の近くで見つけた火の見櫓です。
木製で、上に登るために鉄の棒が対になって、9段あって、その先に半鐘が付いていてさらにその上には街灯があります。
そういえば、どこかで見たことがあるような・・・。
穴山町の稲倉穂見神社の近くで出会った火の見櫓と似ているのです。
でも、稲倉のものは半鐘が途中についていましたが、こちらのは一番高いところについています。きっと稲倉のものも本来は一番上についていたのだと確信しました。
さて、新府城のこの火の見櫓は広い通りではなくて、もっと狭い道沿いにあります。調べてみると、広い道が作られる前はこちらの狭い道の方が本通りの役割りを担っていたようです。しかも、実はさらに古い道があったそうです。
道にもいろいろな歴史があるんだな~と、思った瞬間です。
そして、この道は釜無川が荒れて甲州街道がだめになったときには、その代わりを担っていたようで、原路と呼ばれていたそうです。
何気なくある火の見櫓から道の歴史なんかを知ることのできる私の住むまち「韮崎」は素敵だと思う。
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