春の大祭(倭文神社山宮)
ここのところ、春の大祭が各地で執り行われています。
行事の上でも春を迎えたといったことを感じます。
さて、本日は倭文神社のお祭りを偶然見ることができました。何となく、ゆっくりと車を走らせていると、風にまじって御囃子が聞こえてきたので、周りを眺めると幟が立っていたので立ち寄ってみました。
お話しを伺うと、もともとはもう少し山深い方に祀られていたのを、現在の場所へ移転したそうです。ちなみに、倭文神社には山宮と里宮があって今回のは山宮です。
本殿はさらに階段を登るとあります。本日は扉が開いていて御神体を直接拝見することができました。ちょっと細長くて石棒っぽい石に「倭文神 建■■命 織女姫命 霊」と刻んでありました。
地元の子供たちもたくさん来ていてなんだか楽しそうでした。甘酒をご馳走になり、御賽銭をさせていただいて帰ってきました。
『甲斐国志』で調べなおしてみると、機織りの神様と産婦の守護神が祀られていて、穂坂の総社で倭文神社降宮大明神と呼ばれていたそうです。かなり大きな信仰の対象となっていたみたいです。
御神楽は地域の人たちで行なっているそうで、後継者の育成に一苦労しているそうです。穂坂地区には大きな例大祭が4地域で行なわれているので、地域交流をして御神楽の学習をしていきたいな~というお話しも伺いました。
地域の伝統行事が少なくなって、絆が薄れつつあるなんていわれていますが、私の住むまちにはまだまだ絆の濃い地域があるようです。そんな私の住むまちは素敵だと思う。
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