小さな祈りの場
宗泉院に向かう山道の入り口にちょっとした祈りの場があります。
地元では子育て地蔵とか泥棒除地蔵とか呼ばれているそうです。
子供を授かりたい時に、一体を家に持ち帰り、願いがかなったら二体にしてお返しするという慣わしがあるそうです。確かにお堂の中にはたくさんのお地蔵様が安置されていました。
さて、この子授かりの慣わし、似たようなお話が実は鳳凰三山の一つに数えられている地蔵ヶ岳にもあります。賽の河原と呼ばれる場所にはお地蔵様がたくさん祀られています。やはり、子供を授かりたいときには、ここのお地蔵様を持ち帰り、願いがかなうと2体お返しするそうです。これだけ、増えているのだから願い事が通じるのでしょうね。
泥棒除地蔵とも呼ばれるのは、その昔宗泉院に泥棒に入った盗人が金縛りにあって、盗んだものを返しますと念じたら、金縛りがとけた。という伝説からその名前が付いたと伝えられているようです。
ふもとのまちにも、そして山深くにも、子授かりの信仰があって、その信仰が大切に伝えられている、そんな私の住むまちは素敵だと思う。
さてさて、私は子授かりの願をかけるにはちと早いので別のことをお願いしてきました。どんなお願いかは、子育て地蔵に伺ってみてください。
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