牧場の神様?~御牧神社~
当麻戸神社よりもずーっと北側、
七里岩の崖沿いに御牧子安神社があります。
もともとは御牧神社だったらしい・・・
「御牧」は「みまき」と呼ぶらしいのだが、
一体どんな意味があるのだろうか?
牧を調べてみると、古代の牧場ってなことで、
馬を飼っていたらしい、その馬を天皇とか貴族とか偉い?人に献上したそうで。
この神社はその牧と関係が深いそうで・・・
江戸時代に書かれた甲斐国志という本には
地面から小さな刀や鏡の入った壺が発見されたことが書いてある。
経塚と呼ばれるものなのだろう。
どこにでも作られるものではなさそうなので、
やっぱり、牧とかと関係あるのだろうか?
ところで、この壺らしきものが地元で保管されているらしい。
なんだがドキドキする話・・・。
ついでに、秋山さんという山梨県の歴史に詳しい人によれば、
石鳥居に元禄六年の信州高遠石屋と彫ってあって、
甲斐国最古の高遠石工の作だということです。
高遠からわざわざ石工さんが来たのだろうか?
それとも高遠石工さんのもとで修行した人が作ったのだろうか?
古代のことや江戸時代のことに思いをはせることのできる
私の住むまちは素敵だと思う。
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コメント
ほんとにドキドキするお話ですね。壺は(壺らしきものは)いつご紹介いただけるんですか。高遠石工のこと、もっと詳しく教えて・・・、どの部分に書いてあるの? 韮崎にはほかにもあるの?
投稿: bnvn05 | 2007年3月 2日 (金) 00時35分