七里岩の奇岩2~岩の下の神社~
七里岩の崖沿いには神社やお寺が結構多くあります。
以前紹介した九頭竜社もそうだし、雲岸寺もです。
でもまだまだあるのです。しかも、そのいわれが意外と面白い・・・、
ということで、今日は職場の近くの白髯神社さんを拝観させていただきました!
七里岩の崖下に一列に並ぶ家並み、崖と家との狭い空間にその神社はあるのです。
車では決して気づくことはできないだろうな・・・
ところで、白髯神社の名前の由来なんですが、
昔、洪水のことを白髯水と呼んだそうで、
日本各地に大水が出る前に白髯の翁が現れて、
「早くにげろー!」と知らせてくれたという伝説が残っています・・
白髯の翁は塩土老翁(しおつちのおじ)と呼ばれて、
祭神としてまつられるようになったとか・・・
ということで、この神社のある場所も釜無川の水害を受けやすかった場所、
だから白髯神社さんがあるのでしょうね。
さらに、またまたあの『甲斐国志』を読んでみると、
神社の裏には大きな穴があって、穴山まで通じているなんて書いてある・・・
それじゃあ、洞窟探検と思って、穴を探したけど・・・
・・・・ん・・・どこに・・・?
穴は見つからなかったけど、水害を神に祈り、
今でも大切にその神社を守っている人たちがいる
そんな私の住むまちは素敵だと思う。
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