御供石~当麻戸神社~
御供石、「ごくういし」と呼ぶそうで、
石というよりも大きな岩が池の中にある、
そんな感じの岩・・・、
当麻戸神社という七里岩の崖下にある神社にその岩はある、
大きな岩だけに何かいわれがあるのだろうと調べてみると、
昔は元旦に、岩の上に供え物を置いておくと、
白い斑模様のある羽の烏がそれをくわえて、
神社の神田に運んでいって、
その運んだ神田の場所によって、
その年の豊作か凶作かを占った
ということだそうで、それを「烏飼いの神事」と呼んだらしい。
烏飼いの神事・・・長野の戸隠や広島の宮島でも
同じような神事があるらしい・・・
今度調べてみるかな~。
今も神事は行なわれているのだろうか?
近代化された今では、そんな神事は無意味なのだろうか?
でも、岩には注連縄が張られていて、
神事の執り行いは別としても
大切な岩だと住んでいる人たちには心のよりどころとなっているのだろう。
そんな、昔からの伝説を大切にしている
私の住むまちは素敵だと思う。
周りの水田は古い風景じゃなくなっているけど、
神社へ続く参道は昔のままのようです。
途中には石畳もあってとても趣があります。
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