古い堤防
川はいろいろな顔を持っています。
静かな川、キラキラとした川、恵をもたらす川・・・
でも、時として
荒れ狂う川、まちを飲み込む川・・・
川の氾濫からまちを守るため、堤防を作った、
そんな古い堤防の一つを紹介~
そこは、岩根(いわね)という地区、
名前のとおり、断崖絶壁の真下に家が並んでいます。
その家を塩川の氾濫から守っていた古い堤防が、
水田の中に残っています。
河原の石を積み上げた堤防、よくよく見ると、
堤防は、ずーっと連続していない・・・?
そう、霞堤(かすみてい)なのです。
歩いていると、堤防の一部が削られて、
堤防がどんな風に作られたのかが分かります。
堤防の中は拳大の石にちょっと土が混じっていて、
外側に大き目の石がうまく積まれている・・・
これだけの石を運んできて積み上げるのは、
きっと大変だったことだろう
先人達の努力がしのばれます。
村の人々が協力して作り上げたのでしょうね。
地域の絆が薄れている今日この頃、
絆の強かった頃のことを思い出させてくれる、
そんな場所のある私の住むまちは素敵だと思う。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 庚申って(2010.09.30)
- 住む町のこと本に載る!(2010.03.15)
- 土偶を作ってみました!(2009.07.19)
- 土器作りを見学(2009.07.18)
- 節句の展示♪(2009.03.22)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 穴観音祭り(2009.03.21)
- こんな町もいいな~(2008.10.27)
- 竪沢溯上!part3(2008.05.27)
- 竪沢を溯上…、part2(2008.05.26)
- 竪沢を溯上…、part1(2008.05.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント